複雑怪奇なIT“業界”を解説する本連載、第1弾はIT業界にまん延する多重下請け構造と偽装請負について、第2弾は多重下請け構造が起こる仕組みについて、第3弾はシステム開発プロジェクトには複数の契約形態が混在することを、第4弾はユーザーはなぜプロジェクトに協力したがらないのか、第5弾は「案件ガチャ」が起こるメカニズム、第6弾はベンダーの営業が安請け合いする理由を説明しました。
今回は、再び「多重下請け構造」について考えます。
就活時、偏った業界研究をしてIT業界に就職したITエンジニアの中には、キャリアアップしたくても、なかなか実現できずに苦しんでいる人が多くいます。
その理由の一つが、業界の多重下請け構造です。
本連載第2回「多重下請け構造であえいでいるエンジニアが知っておきたいIT業界の仕組み」では、多重構造やSES(System Engineering Service)の「仕組み」というよりも、三次請け、四次請け、あるいは五次請けといったポジションに甘んじてしまう方が「楽」だと考える企業経営者や営業スタッフの方に問題があるという結論に至りました。
しかし、本当に多重下請け構造に問題はないのでしょうか。
今回は、業界をよく知るリサーチャーへの取材などを通じて、業界横断的、あるいは雇用、労働という俯瞰的な視点から、多重下請け構造下であえぐエンジニアたちの活路を見いだしていきます。
製造業界とIT業界の違い
ここでいま一度、ソフトウェア業界の多重下請け構造についておさらいします。
エンドユーザーが発注した開発案件を、元請け→下請け→孫請けの順に分散して仕事を流していく。その商流を図にすると、元請け企業を頂点としたピラミッドのような形になる。
中略
ピラミッドの層が何層にもなることを「多重請負」「多重下請け構造」という(連載第1回「IT業界の仕組みと偽装請負の闇を分かりやすく解説しよう」より)。
リサーチャーは、「そもそも、ソフトウェア開発ビジネスそのものが、分業制になっており、多重下請け構造になりやすい側面を持っている」と指摘します。基本設計、詳細設計、製造、検証などの工程がハッキリと分かれており、それぞれの工程を完全に分業しやすいという点で、建設業界とも共通しています。このような「ウオーターフォール型の開発自体が、多重構造に陥りやすい」のだそうです。
しかし「一般の製造業でも設計や製造、検証は工程分けされている」と考える読者もいるかもしれません。事実、自動車の完成車メーカーも、設計や組み立ては自社で行いますが、部品は下請け(Tier 1)メーカーから調達していますし、その部品メーカーも製造に必要な部品を、さらに下請けの部品(Tier 2)メーカーから調達しています。
建設業とソフトウェア開発業(少なくとも本稿で採り上げる大規模請負システム開発)が、自動車や電機など他の製造業と異なるのは、製造対象が全て「一点物」であるという点です。
同じ設計の製品を量産するのであれば、熟練工の作業を自動化するロボットを導入すれば、製造工程や検証工程をオートメーション化できます。しかし、毎回異なるものを製造する場合はそうもいかず、多くの工程において、専門的な知識やスキルを備えた人間の手を介して作り上げていかねばなりません。
専門知識や経験を持つエンジニアが必要とされる一方、元請け企業(大手SIer)は、優秀なエンジニアを常時必要な人数そろえることができません。解雇条件が厳しく雇用の流動性が低い現状、案件を受注できたときのためだけに大勢のエンジニアを継続的に雇用するのは、企業にとってリスクであるからです。
そこで登場するのが、「外部企業への委託」という考え方です。自社には雇用維持可能な必要最小限の人数をそろえ、後は受注案件の規模に応じて、工程の一部、あるいは全部を丸ごと外部の企業に委託することで、リスクヘッジしているのです。
こうして下請け構造は生まれます。三次請け、四次請けが生まれる仕組みも、規模こそ違えど、同様のロジックです。雇用の流動性の代わりを、多重下請け構造が担っているのです。
以下ソース
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1912/16/news013.html
あの緊張感と努力の対価を経験したら日本企業なんて戻る気なくなる
緊張感は与えるけどチャンスは与えないのが外資だ
内資はもっとチャンスねーぞ
高い給料出すぐらいなら東南アジアから安い給料で使える奴隷連れてこようとするし
以上
その大手の中にも、クッソ優秀なのと座ってるだけの老害があってな?
解雇規制のせいで多重請負にならざるを得ないから、優秀な奴は多数の案件抱えて手配師になってしまう。
後は人月商売は工数を水増しすると儲かるから、本当に効率的な提案はせずに、意図的に人海戦術にしてしまう。
解雇規制関係ないね
そんなに生産性低いならユーザ自ら人材囲い込めばいいだけの話だけどな。
丸投げでITをコストとみなして投資効果出せない無能と、そんな仕事を受けるから儲からないだけじゃね?
SIer様(データ様、日立様、富士通様、NEC様)が下請けにいるSEの引き抜きに異常なほど目を光らせているからなw
下請けから元請けに引き抜かれる文化があるなら希望があるな
システムの保証を10年担保する法律が今度出来る
そんな保証は無理だから請け負い開発は消滅するわ
自己責任で開発出来る会社しかソフトウェアを作らなくなるぞ
丸1年使って瑕疵を見つけられないユーザなら10年でも同じだよ。
そもそもOSをアップデートしたら保証無くなるしな。
ベンダー側がリスク予防で保守コストを積み上げて帳尻を合わせるので無くなりはしないが、
開発費は多少上がるみたいよ
だからといってエンジニアはコミュ障だから営業すらできない
どうにもならんね
そんなとこにいるエンジニアは、さっさと仕事止めたほうが社会のため
IT屋さんなんでしょー?
そのAIシステムを作る工数を下さいな
エンドと直にやり合ってるのに
人材不足だけどレベル高い人材が足りないだけで作業員は余ってんのよね
データサイエンスもできる奴とか、用途に合わせて効率的にAIシステム組むノウハウ持ってる奴とか
多数のクラウドサービスを熟知してて自由自在に組み合わせてミッション達成できる奴とか
そんなんみんな外資行っちまうけどなw
そんなの最初からは居ない
みんな勉強するんだよ
求人の話な
育てるつもりの求人なんかねーよ
実務の実績無ければどこも取らん
PG一人あたりの生産力は上がってないだろ?
似たような仕事でもせんぶ顧客ごとに個別対応、カスタム改造、なんでもありで共通化せず
すべてに通じるものをスーパーPGが開発するわけでもなく
個別の仕事をうまくやりくりして最底辺PGでもこなせる基準で必要を遥かに上回るほどに工数を見積もり横流しだけで利益を出して着服する
もとから1で1000を一瞬でこなして大金を稼ぐ世界であるITを1000で10こなすように増幅したり誤魔化してゆっくり仕事してるのが大不況日本の慢性的経済不活動現象だろ?
確か額面19万で正社員契約は半年後とか言われたな
結局他の会社に入社して1年ちょっとだが業界構造わかった今じゃ、そういった会社が生まれてしまうのも理解できるんだけどね
ストしろよ
どんな仕事も日本は低賃金になってるってよ
世界で1番富裕層の割合の伸び率が高いのが日本だそうだ
従業員の給料が経営者にとっての埋蔵金
この国の底辺IT企業のすごいとこって
誰でもいいから人送り込むだけで
マジで自分が売ってる商品がなんなのかわかってないんだよな
もっとすごいのが客で
こっちも何買ってるかわかってないから
何回でも同じ失敗繰り返すんだよなぁ
あれ?どこかの国の第二次世界大戦みたいだな
銀行に足元見られて資金繰りで干上がって
もっと仕事選べよ
>>79
奴隷は余ってる
有能な技術者様を雇う金は無い
そもそも文系役員はスキルに金を払うという文化は無い
有能技術者もそんな事見抜いてるからどんどん外資に逃げる
だから有能技術者様が超絶不足している
外国で高い報酬があると思うのか、外国人相手に交渉して簡単に金貰えると、甘いな。
そういえばNTTデータっていまも「バリュークリエイター」って言ってるのかな?
ただの奴隷です
なぜななら三次、四次受けの仕事が社内で同時進行してるから
いまさら人手不足とかアホか
引用元
管理人からひと言
内部保留するから
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