Googleのモバイル向けOSであるAndroidの提供法が欧州連合競争法(独占禁止法)に違反していたとして、Googleに5700億円もの罰金が科せられました。これにより、GoogleはEU圏内ではGoogle PlayをはじめとするGoogle製アプリを標準搭載(プリインストール)する端末にライセンス料を課す方針であることを明かしていたのですが、新たに、端末1台あたり40ドル(約4500円)ものライセンス料を課す予定であることが判明しています。
Googleが開発するモバイル向けOSのAndroidは、無料で使用可能なオープンソースのOSです。しかし、AndroidはGoogle製アプリが標準搭載されており、その提供方法がEUの独占禁止法に違反するとして、欧州委員会(EC)がGoogleに5700億円もの罰金を科しました。これを受け、GoogleはEU圏ではAndroidでもGoogle製アプリを標準搭載しなくても済む代わりに、Google製アプリを搭載する際はライセンス料を支払わなければならないようにする方針であることを明かしていました。ただし、Google Playのようなストアアプリをインストールしていない場合、他のサードパーティー製アプリをインストールするのが不便になるという欠点があるため、結局のところライセンス料は端末価格の上昇という形で消費者が負担することになると考えられています。
そんなわけでEU圏では今後、Android製端末を製造するOEMが、端末にGoogle製アプリなしのAndroidを搭載するか、ライセンス料を支払ってこれまで通りGoogle製アプリがインストールされたAndroidを搭載するかの、いずれかを選択できるようになります。
EU圏でOEMメーカーに課せられることとなるライセンス料について、Googleは正確には明かしていませんでしたが、海外ニュースメディアのThe Vergeが独自に入手した機密文書にある記述から「Android端末1台あたり40ドル(約4500円)程度になる」と報じています。なお、Android端末1台ごとに課せられるライセンス料は、国やデバイスの種類によって異なり、2019年2月1日以降にアクティベートされた端末に適用されるとのことです。
OEMメーカーの支払うライセンス料は3種類に分けられており、最も多くの支払いを必要とされるのは「イギリス・スウェーデン・ドイツ・ノルウェー・オランド」の5カ国。これらの国々で画素密度500ppi以上の端末にGoogle製アプリを標準搭載する場合、40ドルのライセンス料を支払わなければいけなくなるとのこと。なお、画素密度が400~500ppiの端末に対しては20ドル(約2300円)、400ppi以下の場合は10ドル(約1100円)を支払う必要があります。また、最もライセンス料が安い国では、ローエンド端末1台あたりのライセンス料がわずか2.5ドル(約300円)で済むとのことです。
スマートフォンの場合は上記のように画素密度に応じたライセンス料が課せられ、例えばSamsungのGalaxy S9の場合は画素密度が570ppiとなるので最も高額なライセンス料が課せられることとなります。スマートフォンの場合とは異なり、タブレットの場合は異なるライセンス料ルールが適用されることとなります。タブレットの場合、端末1台あたりのライセンス料の上限は20ドルとのこと。いくつかのメーカーがGoogleと個別にライセンス料について交渉する可能性があるとのことですが、情報に精通している人物によると、「ライセンス料が大きく変わる可能性は低い」とのことです。
ただし、OEMメーカーがこのライセンス料を負担する必要はないかもしれないとThe Vergeは記しており、その理由はGoogleがChromeアプリをインストールするメーカーに対して、ライセンス料の一部もしくは全額をカバーするという別の契約を締結しているからとしています。ただし、Googleはこの契約についてコメントすることを拒否しています。
また、GoogleはChromeアプリを標準搭載しているOEMメーカーに対して、ブラウザの検索収益を一部インセンティブとして支払う契約を結んでおり、同時にChromeアプリを標準搭載していないメーカーに対してはこのインセンティブを一切支払わないとも契約に記されてるとのことです。
2018年10月20日 21時00分
https://gigazine.net/news/20181020-google-charge-android-oems-40-dollar/
>>3
Windowsの欧州版はIEとか標準ソフトが強制じゃないんだよ。
起動時にどのブラウザやメーラを使うか選択制になってる。
それと同じ流れだね。
そうでしょう。他の事業の莫大な利益を振り向けたら競合駆逐されるわな
Microsoftと同競合していくのか楽しみだわ
却って、一度頓挫したTizenへの投資が復活するかも。
>GoogleはChromeアプリを標準搭載しているOEMメーカーに対して、ブラウザの検索収益を一部インセンティブとして支払う契約を結んでおり
アンインストール出来ないわけだw
GoogleがChromeアプリをインストールするメーカーに対して、ライセンス料の一部もしくは全額をカバーするという別の契約を締結している
これで回避できたらEUアホやん
日本でもこんな事になるとキャリアアプリ仕込む口実が堂々とできて大喜びになってしまうな
ライセンス料で高くなりますので我が社独自の優れた()アプリをプリインストールしていますっ!!って言えるようになるからな
こっそり値上げできるからな
お土産に買ってはいけない?
どうすりゃいいのかな
ライセンス払わなくてもいんじゃね?
そういう解決法の場合、ストアアプリも選べるようにしないと駄目だろう
プリインストールのおかげで誰でもネットにアクセスできるようになった功の面もあるけどね
Microsoftと同じビジネスモデルは
Microsoftと同じように公取に潰されるリスクがあるって事
ゲイツの弁護士がやりたい放題やったから、
公取側も先例やノウハウが豊富だしな
公取リスクに関してはAppleの
閉鎖型ビジネスモデルの方が勝るな
ノキアあたりが独自OS(笑)でも作るんかね
win時代みちゃいにアプリは開発者がそれぞれ販売配布すればいいだけ
アプリもドライバもでないで消滅
LINUXを日本語化いやアップルと手を結ぶとかどうだ じり貧だしワンチャンあるかも
しておけばいいのではなかろうか。
程度にgoogle以外のアプリも選択できるようにしておいて。
googleが以外が作ってもいいし、ダミー会社を
作って独禁法逃れをしてもいい。
EUは、アメリカに対する嫉妬だけで動いているアホだからな。
独禁法だのプライバシーだのを理由に、GoogleやApple、Facebookなどをやり玉に上げているが、
規制強化でEU企業の首も絞まるから、ベンチャー企業が育たなくなってしまう。
新しいアイデアでアメリカと正々堂々勝負する事から逃げ、
政治主導の規制で新しい産業を排除する事しかしていない。
標準搭載じゃなくてユーザーが自由意思でインストールできるようにすればいいだけじゃね?
Amazonの端末だってGooglePlay入れようと思えば入れられるのと同じにすればいいだけ
消費者置いてきぼりでアメリカ企業いじめに必死。
その権利を他社に奪われたらAndroidなんて無料のLinuxと同じなわけ
ハードがそれ専用に設計されてるのかしらないが。
PCだったらいくつかOS候補はあるが。
無償だとおもわれるOSのバンドルは対象外なのか。
ユーザー大迷惑ってパターン
ヨーロッパは狡猾だけど賢いね
競合がいない場合は消費者が一方的に損失を被るだけの話ではないか
引用元
http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1540072906/
管理人からひと言
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