Dell 14 ポータブル モニター – P1424Hを貰ったので、忖度せずThinkVision M14と比べてみた

今回の戯言は製品レビューです。戯言ですが、ふざけたりいい加減なことではないので安心してください。

記事を当てはめられるカテゴリーが「#ボンブの戯言」しかなかったんです・・・DELLさん許してください。

経緯

2023年の年末ごろにDell Technologies JapanさんのXアカウントでプレゼントキャンペーンポストを発見しました。

速攻でリツイートして応募しました。

2024年の年明けになんと、ポータブル モニター P1424Hに当選しました!!!5名ということだったので、新年早々に運を使い果たしたかなと思いました。

そして、応募のときにこんな引用リツイートをしたことを思い出しました。

当たったからには有言実行しなければ!と本記事を書き殴っています。

 

事前情報

左がDELLさんから貰ったP1424H。右が以前から使用していたThinkVision M14。

ということで、この記事はDELLさんから貰ったモバイルモニターP1424Hと以前から所持していたLenovo ThinkVision M14を比較してみようです。

モバイルモニター、なんで使うの?

この記事を読んでモバイルモニターって何?という人はいないと思いますが、DELLさんのキャンペーンの趣旨としては、以下のような問題解決の訴求が一番強かったと思います。

【USB Type-Cモニター+αで解決する“Office・在宅ワークでのストレス“】

  • 【1】 「紙の資料はデジタル化。検索・閲覧は“ポータブルモニター“ 」で解決!
  • 【2】 「ケーブル・コンセント・姿勢の悪さ問題は“ USB Type-Cモニター“ 」で解決!
  • 【3】「狭いスペースの問題は“ USB Type-Cモニター+アーム“ 」で解決!
  • 【4】「簡単操作&スペース削減したいなら“マルチOS対応 タッチモニター“ 」で解決!
  • 【5】「モニター周りをスッキリ快適にしたいなら“他社製品も販売可能なDellに連絡“ 」で解決!

私自身に当てはめるなら、上記の例はほぼ該当しませんでした(詳しくは後述します)。それでも、モバイルモニター歴は意外と長く10年以上になります。

そんな私のモバイルモニターが解決してくれる問題は、「外出時でもデュアルディスプレイができる」ことです。

仕事柄、出張や客先なども多いのですが、マルチディスプレイに慣れてしまったせいかノートPC1枚の画面というのは狭すぎてイライラします。特に出張で長期ホテル住まいになるときなどは仕事に支障がでるほとです。

しかし、モバイルモニターがあれば出張先のホテルでも客先でも持って行くことができるため非常に快適に仕事ができるのです。

DELLモニターが大好きです

実のところ私はDELL製のモニターが大好きです。以下は書斎のメインパソコンのディスプレイですが、ノートPC以外は全てDELL製のモニターです。

これ以外にもDELL製モニターは4枚ほど購入しており、私のPCモニターの8割はDELL製品という高シェアを誇っています。

なので、DELL贔屓にならないように冷静な目でP1424Hの比較を行っていきたいと思います。

なお、本記事とは関係ありませんがDELL製モニターでもデジタルハイエンドシリーズが大好きです。コレとかコレなどは、お手頃価格でオススメなので、ぜひ購入検討してみてください。

お前なんでLenovo買ってんの?

DELL製モニタが好きと謳っておりながら、なぜLenovo ThinkVision M14を使っているか?と疑問の声が出てきそうです。

私がモバイルモニターを使い始めたのは2010年代ですが、そのころにまともなモバイルモニターとしてはThinkVisionがダントツでした。そして、最後に購入したのもLenovo ThinkVision M14であり、当時はDELLさんもモバイルモニターを販売していなかった(?)ので致し方ないことなのです。

WindowsもMacも使います

私はWindowsもMacも使います。比率的にはWindowsが多いですが、どちらでもモバイルモニターを使います。今回の記事は、Macで撮影していますがWindows視点も交えて戯言を吐いていこうかと思います。

ちなみにですが、モバイルモニターの用途としては、ビジネス用途のみです。メールやオフィスソフトか開発関連になります。ゲームやグラフィック視点の話はないためご了承ください。

製品比較(一覧)

スペック的な細かいお話は別のサイトが嫌というほとされているので、簡単に気になりそうなスペック一覧を掲載しておきます。

項目P1424HThinkVision M14
メーカーDell TechnologiesLenovo
製品ページこちらこちら
発売日2023年7月ごろ?2019年6月ごろ?
定価(税込)46,596円39,600円
最安値(税込)※2024年2月2月時点ボンブ調べ41,125円28,890円 ※一時的なセールで普段は36,000円くらいっぽい。
接続タイプUSB Type-CUSB Type-C
画面サイズ14インチ14インチ
光沢非光沢非光沢
タッチパネル対応なしなし
パネルタイプIPSIPS
アスペクト比16:916:9
解像度1920×10801920×1080
最大表示色1670万色1670万色
応答速度6ms6ms
重量590g570g
保証期間3年間3年間

機器のスペック自体は、特筆して大きく変わるところはなさそうですね。近年の液晶ディスプレイは大きなスペック際は無くなってきているように思うので、どちらも無難なところでしょう。一番の点としてはやはり価格でしょうか。P1424Hは、最近発売されたこともあり少々お高めに見えます。ThinkVision M14は4年前の販売ではありますが、まだままだ現役です。といいつつ古い機種ではあるので台数限定で安売りしている機会がありそうです。私が購入した時は37,000円くらいだった気がします。

製品比較(気になるところ)

機器自体の細かいレビューや解説は他のサイトにお任せして、ボンブの戯言では普段使いで気になりそうなところをピックアップしてみて行くことにします。

接続!

P1424HとMacBookAirを接続してみました。特に問題なくすんなりと認識します。モニターの写り具合もMacBookAirに匹敵はしないまでも、すごく綺麗です。オフィスワークや開発であればまず問題になることはないでしょう。

 

ThinkVision M14とMacBookAirを接続してみました。これはいつも通りなのですが、すんなり認識します。私の目程度では、P1424Hとも遜色ない程度に感じます。どちらもIPSパネルだからなのか、私の目が貧相なのかはさておき、こちらもオフィスや開発であれば問題になることはないでしょう。

正面・背面・スタンド

立てた感じを正面から見てみました。P1424Hの方がやや低い位置になりますが誤差程度かと思います。P1424Hのフレームはかなり濃いグレーで少し丸みがある印象ですが、ThinkVision M14は黒!四角!という印象を受けます。この見た目は好みで分かれそうですね。

 

背面から見てみました。こちらはかなり違う印象を受けますね。P1424Hはシルバーで、ThinkVision M14は黒です。また、手触りも全く違います。P1424Hは、MacBookのようなスベスベした感じで、ThinkVision M14はThinkPadの天板のようにマットな感じになっています。これも好みの問題ですが、高級感を感じるのはP1424Hでした。

なお、DELL製モニターの家庭向けエントリーシリーズ、プロフェッショナルシリーズ、デジタルハイエンドシリーズは、背面をこのシルバーとロゴで統一している印象を受けます。我が家の先ほどのモニターも背面はシルバーで統一されており非常に綺麗です(背面を見るは配線を変えるときだけですが・・・)。

 

スタンドの長さは、P1424Hがやや短いといった感じですが、ほぼ誤差で気になることはないかと思います。安定性もどちらも問題ありませんでした。

ちなみに、公式値ではP1424Hの重量がやや重いはずですが、持った感じはP1424Hの方がやや軽く感じました。ThinkVision M14では、スタンド付近の方に重心があるためかと思います。(といっても、言われなければ気にならないレベルなので普段使いで意識することはなさそうです。)

 

角度

  

これは個人的に、お?これは好みが人によって分かれそうだなと思った箇所です。画像は各モニターを最大まで広げて真横から撮影したものです。P1424Hは、直角までは開かずやや斜めになる程度が最大です。ThinkVision M14は直角まで開くことができます。

私個人は直角にすることはなく、ノートPCと合わせてやや斜めに開いて使うことばかりなので問題になりませんが、直角まで開きたい!という人がいれば、注意が必要そうです。

インターフェース

モニターを閉じて右側のインターフェースを見たところです。ThinkVision M14にケンジントンロックがある以外は同じです。モバイルモニターにケンジントンロックいるかな?と疑問に思ったことがあります。

モニターを閉じて左側のインターフェースを見たところです。こちらも同じです。ボタンの役割の配列まで同じです。すごい!

ケーブル・ケース

付属のType-Cケーブルです。左がP1424H、右がThinkVision M14になります。見た目からはわかりにくいですが、こちらはP1424Hの圧勝かと思います。長さは同じですが、P1424H付属の方がケーブルが柔らかく取り回しがしやすいです。ThinkVision M14付属のケーブルは、問題になるほどではありませんがやや硬いです。

 

付属のケースです。左がP1424H、右がThinkVision M14になります。どちらもメーカーっぽさが出ているよいデザインです。

 

  

ケースの中の様子です。左がP1424H、右がThinkVision M14になります。こちらも好みになりますが、個人的には、P1424Hの方が肌触りがよくフェルト生地1枚から切り出されているため、しっくりきました。ThinkVision M14はフェルト生地の裏に別の生地を縫い合わせているのでフワフワした印象があります。

 

P1424Hを買った方がいい人は?

さて、ここまで見てP1424HとThinkVision M14を見ると、普段使うのにそこまで大きな違いがないので安い方にするか!!という人もいるでしょうが、私が現時点で両方とも持っていなくてモバイルモニターを買うとしたら、P1424Hを選ぶ理由がいくつかあるのでご紹介しておきます。

新しい!

一つ目の理由としては、やはりP1424Hの方が新しい点ですね。新しいものは以前の製品を改良されている場合が多いので、現時点では気づかないような不満も改善されていることでしょう。また、ThinkVision M14シリーズも派生としてM14tやM14dなどが近年発売されていますが、これらも4万中盤〜5万円程度します。

そちらの機能が必須であれば仕方ないですが、私の使い方としてはP1424Hの方がしっくりきそうでした。

手厚い保証が欲しい人!

保証期間は両機種とも3年ですが、P1424Hの方が保証が手厚いです。製品ページの下部に記載がありますが、翌営業日対応で、先出し交換サービス(センドバック)です。これは非常にありがたいのではないでしょうか。

Dell 14 ポータブル モニター – P1424H | Dell 日本

あともう一つ、DELL製モニターといえば「プレミアム パネル交換(限定ハードウェア保証に含まれる認識)」が、圧倒的なのでオススメしたかったのですが、確定できない情報があったためご紹介にしておきます。(メーカーさんこの箇所読まれてたらコメント貰えると嬉しいです。)

簡単にいえば、不良ドットがあればパネル交換してくれる素晴らしいサービスなのですが、P1424Hがどこに含まれるのか不明確でした・・・。

Dell製ディスプレイの不良ドットに関する対応ガイドライン | Dell 日本

DELL製モニタの型番につく「P」はプロフェッショナルシリーズなので、P1424Hも含まれると思われましたが、ガイドラインでは除かれていました。おそらく一番下の「その他のすべてのDELLフラットパネルモニター」に含まれる解釈かと思いますが、正確な情報がなかったためご参考までに。

ただ、今回のP1424HでDELL製モニタは9枚目になりますが、今まで一度も不良ドットはなかったので、品質はかなり高いと思われます。

マニュアルが欲しい人!

個人的にDELLさんのWebに公開しているマニュアルはそんなに好きではありませんでした。当時はLenovoになる前のIBMさんの方が非常にわかりやすいマニュアルを出していたからです。しかし、2010年中盤?以降くらいからDELLさんの逆襲が始まりました。現在ではDELLさんがWebに公開しているマニュアルや資料類は読みやすく数も多いです。反対にLenovoさんのマニュアルは、場所や情報が探しにくくなっているようにも思います(Lenovoさんの急速なシリーズ展開についていけてない個人的な理由も含まれます)。

私のように情報を早く欲しいという場合は、DELL製品が候補になるでしょう。

Dell P1424Hポータブル モニターの使用方法とトラブルシューティング ガイド | Dell 日本

DELL DisplayManagerを活用したい人!

DELL製モニタでは、DELL Display Managerというアプリケーションが使用できます。

私が主に使っているのは、「Easy Arrange」という機能ですが、他にも色々なことができるのお試しください。

※P1424H+Windowsで使うには、Display Manager2.xが必要です。

Dell Display Managerとは | Dell 日本

 

ここでMac使いの人に悲しいお知らせです。Mac向けのDisplay Managerに「Dell Display and Peripheral Manager for macOS」がありますが、こちらは「P1424H」に対応していないようです・・・対応してくれると嬉しいですね。

Dell Display and Peripheral Manager for macOS | Dell 日本

MacBookの人!

P1424H+MacでDisplay Managerが使えないとはいったものの、やはり背面のこの見た目はMacとマッチするので、MacBookと接続するモバイルモニターなら、P1424Hを選ぶのは断然ありかと思います。

高いと思った?ちょっと待って!

最後になりましたが、Amazonなどで探すと1万円〜2万円の格安モバイルモニターがたくさんあります。そっちが安い!と飛びつきそうになるかもしれませんが、ちょっと待ってください。私も遥か昔ですが、格安モバイルモニターを使っていた時期がありました。やはり安いものは液晶の品質が悪かったり、角度調整がうまくいかなかったり、ヒンジが貧弱だったり・・・とイライラすることが多くありました。

価格で商品を選ぶのも一つの基準ですが、仕事や重要な局面で使う道具なので、お値段よりも用途で選びたいものですね。「安物買いの銭失い」にならないよう気をつけましょう。

まとめ

君(P1424H)との時間を大切に過ごしていきたい!

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