英会話教室のイーオン(東京・新宿)とKDDI総合研究所は22日、人工知能(AI)で英会話の能力を判定するシステムを開発したと発表した。パソコンにつないだマイクに向かって英文を話すと発音やイントネーションの良しあしをAIが採点する。2019年1月から、イーオンに通う生徒向けに提供する。
開発ではイーオンの講師や教材開発のスタッフ、早稲田大学の松坂ヒロシ教授(英語音声学)が参加し、英会話能力の評価基準を策定した。その後でイーオンに通う生徒を中心に250人の英会話の音声を集め、イーオンの講師が評価基準を基に音声を採点。この結果をKDDI総研のAIに学習させ、音声を自動評価できるようにした。
AIは吹き込まれた音声の発音の正確さやリズム、イントネーションなどを評価する。それぞれを五つ星で採点し、総合評価は100点満点で示す。19年1月からイーオンに通う生徒にオンラインサイトで提供し、より多くの音声を集めてAIの精度を高める。将来的にはイーオン以外の英語学習者への開放なども視野に入れている。
イーオンは18年1月にKDDIの傘下に入っており、今回のシステム開発は協業の第1弾となる。イーオンの三宅義和社長は「第二、第三の新技術の共同開発を進め、シナジーを発揮していく」と述べた。技術開発以外のシナジーについては「(相互送客など)すでに進めているものもあるが、今後より連携を深めていきたい」と話した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38094210S8A121C1X12000/
引用元
http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1542884021/
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