三菱UFJ銀行など全国の金融機関で起きた送金障害で、システムを運営する全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は12日、
復旧に向けた対応が完了したと発表した。
三菱UFJ銀は、復旧に伴い他行宛ての振り込みが通常通り利用できるようになったと発表した。
振り込みができなくなったり、遅れたりする異例のトラブルは10、11日の2日間続き、市民生活への影響が広がっていた。
銀行利用者に影響が出る障害は1973年の稼働以来初めてのことだ。障害は10日午前に発生した。
全国銀行データ通信システム(全銀システム)と金融機関をつなぐ「中継コンピューター」の不具合が原因で、
この機器を使わない形での代替手段による振り込み作業を強いられていた。
全銀ネットによると、影響を受けた取引は約506万件に上った。
三菱UFJ銀は11日、他行宛ての振り込みの受け付けに時間制限を設けた
商工中金は他行宛ての振り込みを停止。
一部自治体の児童手当の振り込みや、生命保険や損害保険会社の保険金の支払いにも遅れが発生した。
全銀システム送金障害、復旧完了 他行宛て振り込み利用可能に
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cab501f3080f342a2daba975493cee16db48cc2
お疲れ
金融系は無停止要求がめちゃめちゃ強いから、トラブル時は大変だよね
全銀システム プレスリリース
https://www.zengin-net.jp/announcement/
10月12日付で「全国銀行データ通信システムの復旧について」(PDF)のリンクが掲載されてる
機器の物理的な故障?
アプリのバグ?
アプリは今更考えられないか
中継コンピュータとかいうよくわからんものをR26とかいうのにアップグレードしたら起きたらしい
こっちにもう少し詳しく書いてあるけど
東京と大阪で二重稼働の冗長化しているけどどっちも不具合出てたみたいね
要点だけ切り抜いたぞ
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/16078/
今回、不具合が生じたと考えられるのは、金融機関が全銀システムに接続する際に使う中継コンピューター(RC)のプログラムだ。
送金元の金融機関から送金先の金融機関に対して支払う「内国為替制度運営費(旧銀行間手数料)」の設定などをチェックする機能に不具合が生じたと見られる。
きっかけは保守期限到来に伴い、10月7~9日の3連休中に14の金融機関で実施したRCの更改だった。
全銀システムは平日朝から夕方までの取引を処理する「コアタイムシステム」と、平日夜間や土日祝日の取引を担う「モアタイムシステム」がある。
今回、更改したのはコアタイムシステムで金融機関が接続するRC。モアタイムシステムには影響がなかった。
コアタイムシステムのRCを更改した14の金融機関のうち、11の金融機関で不具合が発生した。
コアタイムシステムのRCは各金融機関に2台ずつ設置されていたが、2台とも不具合が生じ、冗長構成がうまく機能しなかった。
全銀ネットは10日午前9時30分ごろ、ベンダーのNTTデータとの協議を経てRCのシステムをリブートしたが、不具合は解消しなかったという。
全銀ネットは10日午後2時30分から代替手段による対処に着手。
具体的には、全銀システムが備える「新ファイル転送」や、LTO(Linear Tape-Open)テープの持ち込みによって処理するようにした。
モアタイムシステムを利用する金融機関は同システムを使っても送金を処理できるという。
管理人からひと言
お疲れ様でした
この記事へのコメントはありません。