無料Wi-Fiを提供するこのアプリには、世界中に8億人の月間アクティブユーザーがいる
利用者を無料でWi-Fiホットスポットに接続するあるサービスが、中国で最も人気のあるアプリのひとつになった。TencentのWeChatメッセンジャーや、Alibabaのデジタルウォレット関連のAlipayとランキングで肩を並べる順位だ。アプリ追跡サービスApp Annieのレポートによれば、WiFi Master Keyが2018年には、月間アクティブユーザー数で中国で5番目、世界では9番目にランクインしている。この順位は2017年でも同様であった。
wifi.comといううらやましいドメインを所有している、その名が相応しいWiFi Master Keyは、上海に拠点を置く、あまり知られていないスタートアップLinkSureの製品である。このアプリを利用すれば、最も近いWi-Fiスポットにパスワード不要で接続することができる。さらにこのアプリは、ユーザーをロックインするために、過去の視聴習慣に基いて、ニュースやビデオのコンテンツを推奨する機能をもつ。これはByteDanceによるアルゴリズム駆動のJinri Toutiaoニュースアプリの機能に似ている。
中国の多くの消費者向けサービスと同様に、このアプリも無料で使用することができ、広告を通じて通信を収益化する。同社は中国内で7億人、そして世界にはそれ以外に1億人のMAUを持っていると主張している。比較のために挙げるなら、WeChatとAlipayはそれぞれ、世界中に約10億のMAUを抱えている。
このインターネット接続サービスのおかげで、2015年にLinkSureは、親会社の評価額10億ドルの下で、シリーズAラウンド5200万ドルを調達している。これは同社が設立されてからわずか2年後のことである。創業者のChen Danianは中国のインターネット黎明期からよく知られた人物だが、LinkSureはそれ以来さらなる資金調達を発表しておらず、比較的控えめな姿勢を保っている。Chen Danianは、兄弟であるChen Tianqiaoと共に、Tencentが台頭する前には中国最大オペレーターだったShanda Gamesを設立した人物だ。
11月には、ChenはLinkSureのCOOを辞任し、後任としてShandaの幹部だったWang Jingyingがその地位に就いた。女性が中国のハイテク産業でこうした華やかなCEOの地位に就任するのは珍しい。
パスワードを共有する
他人のネットワークを無料で利用するというアイデアはひとを不安にさせる(あまりにも話がうますぎると思わせるからだ)。だが現実はより微妙である。WiFi Master Keyはそのサイト上で、パスワードのデータベースを保存していると説明している(なお、それらのパスワードは暗号化されて利用者からは隠されている)。だが、そもそもそれはどのようにしてそうしたパスワードを集めているのだろうか?つまりそれはこういうことだ。誰かがログインのためにあるパスワードを入力するたびに、このインターネット接続アプリはその情報をクラウドに転送するのだ。もし誰かが、例えばコーヒーショップの店員から教えてもらったWi-Fiパスワードを入力すると、そのデータは保存され、その後そのカフェでアプリを利用する他の利用者たちによって共有されることになる。
以下ソース
https://jp.techcrunch.com/2019/01/27/2019-01-25-wifi-master-key-2018/
ケツの毛まで見られるんだろうな
日本にもあるが、すぐに押さえ込まれて自由に動けなくなる
中国の無料ほど怖いものはない。
斜め読みしただけでは良く分からんな
例えばカフェの隣にうどん屋があって、電波拾えれば、そのうどん屋からでも利用できるって事?
お前、有線LANと間違えてない?
思いっきりパスワード漏洩インフラタダ乗りだけど、いいの?
中国だから?
店舗かどうかなんて区別つけてくれないだろうから、企業から自宅から、Wi-Fiパスワードダダ漏れになるんでは?
日本だとダメなヤツだ。
さすが中国。
SSIDとパスワードのキーログでも取ってるのか?
引用元
管理人からひと言
これはいいな
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