ディープラー二ング(深層学習)の登場で“第3次人工知能(AI)ブーム”が訪れ、数年が経過しました。今では多くの企業がAIのプロジェクトを進め、自社製品やサービスに取り入れようと動いています。
世界で繰り広げられている人工知能開発競争の中心にいるのが、米国や中国です。米国ではGoogle、Apple、Facebook、Amazon.com(GAFA)や、IBM、MicrosoftなどのIT企業が、し烈なAI人材の獲得競争を繰り広げています。日本は米中に比べると、AIの研究開発において世界で存在感を示せていないのが現状です。
日本における第3次人工知能ブームのキッカケとなった「人工知能は人間を超えるか」(2015年)の著者・東京大学の松尾豊特任准教授は、「日本は今のままでは世界に勝てない。その現実と向き合う所から始めないといけない」と言っています。
日本がAI開発で世界と戦うにはどうすればいいのか。今の日本が抱える問題や現状、これから日本が取るべき戦略について、松尾さんに聞きました。
――米国や中国に比べ、日本は人工知能開発で遅れているといわれています。なぜ日本はこの競争に負けているのでしょうか。
松尾さん それは、日本がインターネットで世界に負けた理由と似ているのではないでしょうか。
一つは、技術の取り入れ方が非常に遅い点。1990年代後半には若者たちが「これからはネットの時代だ!」と言っていたのに、上の年代の人たちが理解しませんでした。「信用できない」「オタクが使うだけ」と否定し、新しいものが生まれなかった。
今もそれは同じです。一口にAI、人工知能といっても、新しい技術の中心であるディープラーニングに対して、従来の分野へのこだわりが強く、拒否感が強い人も大勢います。
もう一つは、若い人が力を持っていない点。若い人が自分の裁量で自在に動けるような社会環境になっていません。彼らに裁量を与えて何かやらせれば絶対に何か起こるんですけど、それをやらせないから変化が起こらない。
現状は、基本的にもう勝ちようがありません。その現実と向き合うところからスタートです。この25年、グローバルで勝った日本のIT・Web系企業はないじゃないですか。ずっと負け続けて、人工知能でも負け続けてますよね。
日本のお家芸だった半導体や家電も海外勢に負け、自動車が何とか健闘しているという状況です。
――8月31日放送の「朝まで生テレビ!」は、人工知能がテーマでした。番組内で松尾さんは「日本も若手研究者は優秀だが、社会が彼らに裁量を与えていないことが問題だ」と主張されていました。
日本には「イノベーションが起こらない」と悩んでいる経営者や管理職がいっぱいいますが、若手に任せてみれば良いんですよ。変な失敗もいっぱいするでしょうけど、行動は起こします。
若手の中には、頭が良くて先を読むのがうまい人がいっぱいいる。昔は松下幸之助、井深大、盛田昭夫、本田宗一郎などの実業家が、いろいろありながらも乗り越えてきたのに、なぜ今は同じような年齢の人たちが動けないのか。
――日本は、人工知能を使って稼ぐ、もうけるという意識が他国に比べて低いのでしょうか。
資本主義の世の中ですから、食わなきゃ殺されるんです。強いやつが生き残って弱いやつが死ぬ。そうしたルールで世界中の人たちが戦っているのを、日本人が全く感じていませんよね。いざ殺されそうになると、「フェアじゃない」「社会が悪い」と言い出してしまう。
こうした意識は、第二次世界大戦の敗戦から立ち上がった当時の日本も痛感したはずなんです。でも、高度経済成長を経て先進国の仲間入りを果たし、いつの間にか社会が守ってくれると勘違いしちゃったのかもしれませんね。
だらしない大企業 ベンチャー企業はチャンス
――そうした「日本人が持つ危機感のなさ」について、どう考えればいいのでしょうか。
特に大企業の動きに対して思うところはありますが、この話は国家、企業、個人に分けて考えた方がいいでしょう。
国家レベルではこの数年間、僕なりにいろいろと努力してきましたが、かなり限界を感じており、なかなかいい方向に向かうのは難しいと思っています。
しかし、企業レベルではまだやりようがあり、大企業はやり方によって大きな可能性があります。ところが、現状は大企業できちんと動けているところはごく少数です。大企業がだらしないから、ベンチャー企業はさまざまなチャンスに恵まれている。大企業がまともに動いていたら、ベンチャーが入る余地はありませんから。
以下ソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1809/18/news011.html
ゲームとかをいまだにオタクとか子供がやるものとか考えてるからな。
AIなんて真っ先にエロとゲームに入るんだから、そっちに資金と人材注がないと。
IT土方とかで安い賃金払って無駄に人使ってたら一生発展しない。
革新的理論の実績ありきやね
20年ほど前は日本はAI研究でトップを独走していた
しかし偉い人達がその先進性を理解出来ずに潰した
最近の例だと東大発の二足歩行ロボットベンチャーが無能経産省によって日本から追い出された
なぜか日本は声だけデカい無能が出世してしまう
この辺りのシステムをなんとかしないと日本は永久に駄目
>>1
>なぜ日本は人工知能研究で世界に勝てないか
分析の基本として先ずは「世界に負けた日本の人工知能研究一覧」を列挙すべきなんでねぇの?
これができないと「日本は人工知能研究で世界に勝てない」という前提の真偽すらわからんし、
本当に列挙できないのであれば「日本の人工知能研究は存在しない」という結論にもなりうる
今の日本でベンチャー起こして成功できる能力がある人は海外でやるんじゃないか
これが答え。
もっとやばいのは、電通、商社、財閥など
もう必要ない旧産業がいまだに東京の中心のつもりで行動してること
もうどけよ、必要ないんだよ
役所と癒着して助成金をピンハネするだけで儲かるんだから技術軽視もむべなるかな
もう絶対に追いつけない
お金がある企業が必ず勝つなら
企業の栄枯盛衰はなかったはずだ
AIの開発で莫大な資金と人材を注ぎ込まないで巨大企業に勝てる方法があったら教えて欲しい
どうせいつものように何処かから完成品買ってくるのに落ち着くんだし
まああんだけ煽ってもまともなの出てこないってことは不得意なんだから、無理せずキャッチアップを狙うってのも戦略としてはありだわな。まあ、ネットでの先行者利益は莫大だが、大金払って画餅入手するよりはパンくずでも拾った方がマシという気もする
これ実用化出来たら今あるAIなんぞゴミクズになる
>>24
量子コンピュータとAIの合わせ技が最強じゃないのか?
今のAI
何も考えず、データためて検索広告などアルゴリズム技術を磨くだけで
ビジネスに何一つクリエイティブがなくても、シェア総取りできそうな世界だからな
こんな美味しい市場に日本企業がほとんどいないのが本当に痛い
なぜか国内エリートは、電通や総合商社、財閥、NTT関連など、一瞬で駆逐される側に集まってしまってる
日本以外にも韓国も同じような状況で、まあ末期状態
外資が日本市場に来るぞ
OS、サービス、アプリのレベルまで世界一のもの一つもできたことない。人口500万のフィンランドにも勝てない。
ゲーム業界くらいじゃん日本にあるの。
産業化に失敗して敗戦の結果が失われた30年
進学校の理系の学年1位と2位は数学科とか物理学科に進んでもらいたい。
3~5位は工学部系で新素材や技術の開発し起業して儲けてくれ。
医者は6位~10位あたりが行けばいい。
それ以降は偏差値に見合う大学の行きたい学部に進めばよろしい。
まず、ITに関心のある人たちをオタクとバカにして芸能人を持ち上げまくってたし
優秀な人ほど公務員というなんの利益にもならない職につくしね
日本は形として利益にならない人達が上級国民で現場で働く人達が底辺の国だから
国民のやる気も愛国心も削げ落ちまくってるし
更にはいかにして税金(補助金、福祉等)を合法的に自分のものにするか!そして税金を払わなくてすむのか!に努力してる連中すらいる始末
ざっくりいうと働いたら負けを実感してる人も増えてそう
もう、向上心、やる気、欲、希望、信用、という成長に必要な要素が削ぎ落とされてる
だから、もう落ちるしかないし衰退も確実だし足の引っ張り合いが正義だし
根本の根本からもう枯れてしまってる
そこが韓国や中国とは全く違う、韓国や中国はいかさましてでも欲張りたい!やる気まんまん!
騙すほうが偉いのだ!を巣で行くからまだ向上心があるんだよ
日本はもうだめだ
老人福祉に当てるのが自然なのに…
いきなり多額の財源を非生産階級に割り振っている
これでは疲弊を加速させるだけだと言うに
ハッキリ断定するけどAIで中国が覇権を取ったとしても人口が多すぎて
国が破滅する事になるだろう
AIやロボット化社会ではその社会的人口規模の経済的ゴルディロックスゾーン(ハビタブルゾーン)が恐らくあるだろう
人口が多すぎると恐らく破綻する
それがAI駆使したデジタル独裁で国を統合しよ
うとしてんだわ。
しかも成功しつつある。
まあAIブームも大概終わりかけだけどね
たぶん残るのは中国みたいな人権無視でデータを集められるとこか
アメリカみたいな「とにかくやったもん勝ちで失敗なんぞ他人に押し付けろ」な国だと思うよ
こうしてみるとアメリカと中国って結構似てるよねw
IBM はともかく
Google、Apple、Facebook、Amazon.com、Microsoft あたりは
本業がコスト以上に儲かる構造になっていて
そういう儲けを投入できる状態だから
日本の半導体が価格競争でアメリカより有利だったころ
半導体での利益を開発に回せたから
新しい製品を生み出せたのと同じこと
先進国の20年遅れ
中国の10年遅れ
後進国からすら置いて行かれてる
日本に残ってるのは何処にもいけないカスだけ
優秀な人材はみんな東大に行く
しかし、実績を残すのはそれ以外の者たち
それが全てだよ
引用元
http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1537367409/
管理人からひと言
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